コモディティ・金融情報専門サイト
asumiru.com

大起証券株式週報


株式週報
2026/08/10(月)
【日本株】 7万円に迫る展開
日経平均株価は、6万9,000円水準まで切り返す展開になった。好業績環境を背景に底堅い展開になった。企業の4〜6月期決算では、株高環境が支持されている。材料出尽くし感も強くなっているが、大きく値を崩すことはなかった。米インフレ指標を無難に消化したことも、ポジティブ。米国株は大きな値動きにならなかったが、投資家のリスク選好性が回復する中、出遅れ感屋割安感のある日本株が物色されている。為替市場では改めて円安圧力が強くなっているが、日経平均株価に対する影響は限定された。熊本の地震に続いて、千葉県で豪雨など自然災害が続いているが、保険株が急落した以外には目立った影響は確認できなかった。


好業績環境を背景に、底堅い展開が続く見通し。決算発表が一巡したことで、材料出尽くし感から値動きは鈍化しやすいが、押し目は買い拾われる見通し。ハイテク株の値動きが不安定化しやすいことに注意が
必要だが、7万円の節目回復を意識した展開になろう。利食い売りなどで下落しても、押し目は早めに買い拾われやすい。日本銀行の利上げ警戒感もあるが、株価に対する影響は限定されよう。何か突発的なネガティブ材料が浮上してこなければ、緩やかな上昇地合を想定したい。


サイコロジカルは、前週の6勝6敗から8勝4敗に。14日RSIは69.98。


 今週の予想レンジ 6万8,000〜7万1,500円
   先週のレンジ 6万5,848〜6万9,608円
 
【米国株】 原油高だと不安定な値動き
ダウ工業平均株価は、5万3,000ドル台でやや上値の重い展開になった。改めて中東情勢の先行き不透明感が原油高を促したことが警戒され、調整売りが上値を抑えた。先行き不透明感の高まりが、投資家のリスク選好性を後退させた。ただし、米長短金利はほぼ横ばいで推移したため、大きく値を崩していくまでの勢いはなく、持高調整が中心の展開にとどまった。7月消費者物価指数と生産者物価指数が発表されたが、ともにディスインフレ傾向を示したことは株価にポジティブ。ここで米長短金利が大きく低下すると株高が進行した可能性もあったが、そこまでの大きなインパクトは認められなかった。ハイテク株がやや底堅く推移したが、全体的には強弱感が交錯する展開になった。


中東情勢の不安定化を受けて、不安定な値動きが続きやすい。原油相場がさらに上昇すると、若干の調整安のリスクが想定される。ただし、企業業績環境に対する信頼感は強く、米長短金利の上昇一服感が強まる中、大きく値を崩すようなリスクは限定去れる。良好な企業業績環境を背景とした株高基調が続く見通しであり、その中で短期調整リスクを消化する展開にとどまる見通しだ。原油相場の軟化が促されると、2万7,000ドル台へのコアれんじ切り上げを打診する可能性が高まる。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がイベントリスクになるが、当局者の金融政策見通しは割れた状態にあることが再確認される見通し。


サイコロジカルは、前週の9勝3敗から8勝4敗に。14日RSIは59.39。


 今週の予想レンジ 5万2,800〜5万5,000ドル
   先週のレンジ 5万3,622〜5万4,222ドル
 
icon PDF版





※月曜日に更新予定。休日の際は、更新をお休み致します。
※PDF版の閲覧にはAdobe Readerのインストールが必要です。
※レポート内容に関してのご質問等にはお答えできませんのでご了承ください。