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大起証券株式週報


株式週報
2026/04/20(月)
【日本株】 6万円を試す
日経平均株価は、5万9,000円水準まで値上がりする展開になった。イラン情勢に対する緊張緩和が進む中、米国株と連動して上値追いの展開になった。投資家のリスク選好性が高まる中、日本株も物色されている。基本的な売買テーマは米国株と共通している。イラン情勢は引き続き先行き不透明感が強いが、マーケット全体では戦争終結の織り込みが優勢になっている。日本株に特有のポジティブ材料が浮上したわけではないが、世界的な株高環境の中で、に日隠株も上値追いの展開になった。6万円には届かなかったが、過去最高値を更新している。


イラン情勢は安定しておらず、不安定な値動きが続く可能性がある。4月17日にイランはホルムズ海峡の封鎖を解除したが、その後は再封鎖を行っている。米国とイランの再協議が行われ、一定の進展がみられると一気に6万円台乗せが打診されやすくなるが、安定した値動きにはなりづらい。今後は国内でも1〜3月期決算発表が開始されるため、特にイラン戦争の影響で業績見通しの大幅な下振れが警戒されるような状況になると、株価も上げ一服となる可能性がある。しかし、現状ではナフサ供給不足などの影響は限定的との見方も強く、今決算で著しく慎重な見通しが示される可能性は低い。自社株買いや増配など株主還元強化の動きが報告されると、買い安心間が強まろう。ただし、あくまでもイラン情勢のリスク評価に強く依存する不安定な地合になる。


サイコロジカルは、前週の6勝6敗から8勝4敗に。14日RSIは63.18。


 今週の予想レンジ 6万0,500〜5万8,000円
   先週のレンジ 5万6,232〜5万9,688円
 
【米国株】 イラン情勢次第も押し目買い
ダウ工業平均株価は、4万9,000ドル台中盤まで値上がりし、2月26日以来の高値を更新した。S&P500とNASDAQ総合指数は過去最高値を更新している。イラン情勢は引き続き不安定な状態にあるものの、株式市場ではイラン戦争の終結期待を織り込む動きが優勢になっている。4月11日の米国とイランの協議は決裂したが、米国とイランの双方が再協議に意欲を示したこともあり、改めて地政学リスクを織り込むような動きは見送られた。原油相場が軟化し、インフレ懸念の後退が米金利低下を促したこともあり、株価は堅調に推移した。1〜3月期の企業決算を総じて無難に消化できていることもポジティブ。ハイテク株を中心に押し目買い優勢の展開になった。


引き続きイラン情勢次第の展開になる。イランは4月17日にホルムズ海峡の封鎖解除を表明したが、その後は改めて封鎖を行うなど混乱状況が続いている。トランプ米大統領はイランとの再協議に意欲を示す一方、実際に再協議が行われるのかは不透明な状態にある。原油供給環境が改善しているわけでもない。ただし、このまま原油相場の上値が圧迫され、米金利低下傾向が続くのであれば、株価は堅調地合が続きやすい。S&P500種などに続いて過去最高値更新を打診しよう。イラン情勢次第で乱高下するが、5万ドル台へのレンジ入り上げが打診されやすい。これからハイテク企業の決算が本格化すること、4月28〜29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えていることがイベントリスクになる。


サイコロジカルは、前週の7勝5敗から8勝4敗に。14日RSIは68.73。


 今週の予想レンジ 4万8,500〜5万0,500ドル
   先週のレンジ 4万7,505〜4万9,717ドル
 
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