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大起証券株式週報
| 株式週報 |
| 2026/03/02(月) |
| 【日本株】 押し目買い優勢の地合 |
| 日経平均株価は、5万9,332円まで値上がりして過去最高値を更新した後、5万8,000円水準まで上げ幅を削る展開になった。日銀の利上げに対する警戒感が緩和したことで、改めて株価は上昇傾向を強めた。過熱感から持高調整の売りが上値を圧迫したが、改めて上値を切り上げている。6万円の節目に近づいている。ただし、米国株の値動きの鈍さ、イラン情勢の緊迫化から調整売りを進める動きも強く、上げ一服となっている。日本株はハイテク株が不安定化している影響が軽微との見方から、海外投資家が物色する動きも目立つが、過熱感は極めて強くなっており、突発的な値下がりも目立ち始めている。 日本買うの強気環境に大きな変化は見られない。イラン情勢の緊迫化、過熱感などから調整売りが広がるような局面では、物色妙味が求められる。企業業績は安定している一方、日銀の大規模な利上げに対する警戒感は後退している。世界的にハイテク株の値動きが不安定化していることで、日本株は下落リスクの低さが評価されており、押し目買い優勢の地合が続く可能性が高い。徐々に6万円の節目に迫る展開が想定でき、押し目買い優勢の地合が維持されよう。 サイコロジカルは、前週の5勝7敗から7勝5敗に。14日RSIは70.90。 今週の予想レンジ 5万6,500〜5万9,500円 先週のレンジ 5万6,732〜5万9,332円 |
| 【米国株】 イラン情勢警戒で不安定に |
| ダウ工業平均株価は、4万9,000ドルを挟んで売買が交錯する展開になった。トランプ米政権の相互関税が違憲判断を下されたこと、イラン情勢の緊迫化などが上値を圧迫した。投資家のリスク選好性はやや後退しており、株式から米国債に資金シフトを進める動きが目立った。また、引き続きハイテク株は不安定な値動きが続いている。AIの性能向上を受けて、特にソフトウェア業界の収益環境が大きく変わる可能性が警戒された。また、クレジットカード株も、ステーブルコインの普及などで収益を失うリスクが警戒され、アメックスは10.8%安、ビザは0.3%安と下落した。ただし、本格的な値下がりには発展しなかった。押し目での物色意欲は強く、上下双方に決定打を欠いた。 2月28日に米国とイスラエルがイランに対する攻撃に踏み切り地政学リスクの高まりで不安定な地合が続きやすい。本格的な値下がりには発展しない見通しだが、原油相場の急伸といった動きが続いている間は、株価も不安定な値動きが続きやすい。また、引き続きハイテク株に関しては突発的な下落リスクに注意が必要だ。ただし、実体経済や企業業績の底堅さは維持される一方、米長期金利は4%を割り込むなど、強気の投資環境は維持されている。2日のISM製造業指数、6日の雇用統計などがイベントリスクになるが、米長期金利の急伸が促されるようなことがなければ、株価は不安定な値動きながらも、押し目買い優勢の地合が維持される見通しだ。 サイコロジカルは、前週の8勝4敗から7勝5敗に。14日RSIは45.90。 今週の予想レンジ 4万8,000〜5万0,000ドル 先週のレンジ 4万8,378〜4万9,815ドル |

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