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大起証券株式週報
| 株式週報 |
| 2026/05/25(月) |
| 【日本株】 イラン和平期待のリスクオン |
| 日経平均株価は、5万9,000円台前半まで急落した後、6万3,000円台まで切り返す展開になった。週前半は世界的な金利上昇が警戒され、上値の重い展開になった。インフレリスクから日本を含めた各国金融政策が利上げシフトを進めるリスクが警戒された。世界的に投資環境が不安定化し、日本株も上値の重さが目立った。しかし、その後は米国とイランの和平合意に対する期待感が高まり、原油安が米金利低下を促す動きと連動して、日本株も買い優勢の展開になった。半導体大手エヌビディア野決算が良好だったことで、半導体関連株を物色する動きも目立った。 週末にトランプ米大統領がイラン和平合意がほぼ実現したとの認識を示し、週明けの取引で過去最高値更新となる6万5,000円台に乗せている。このまま和平合意への期待が維持されると、原油相場の軟化が米金利低下を促すことが、投資家のリスク選好性を高めやすい。4月以降はイラン情勢の先行き不透明感にもかかわらず株価は堅調に推移していたが、この状況で和平合意が実現すれば、リスク投資の地合は一段と強固なものになろう。ただし、急ピッチな上昇で過熱感は強くなっているため、持高調整の売りが膨らむリスクに注意が求められる。チャートは最近のボックスを上抜けして上昇トレンドが追認されているが、スピード調整の動きに注意が必要。 サイコロジカルは、前週の6勝6敗から5勝7敗に。14日RSIは56.78。 今週の予想レンジ 6万3,000〜6万7,000円 先週のレンジ 5万9,292〜6万3,432円 |
| 【米国株】 イラン和平だと一段高も |
| ダウ工業平均株価は、5万ドル台中盤まで値上がりし、過去最高値を更新した。イラン情勢の先行き不透明感から底堅いものの5万ドル水準に抵抗を受ける展開が続いていたが、同水準をブレイクした。5月22日の取引で過去最高値を更新している。週前半は原油高によるインフレ懸念が米長期金利を押し上げたことで、株価はやや不安定な値動きになった。長期金利は4.7%に迫る水準まで上昇し、投資家のリスク選好性が後退した。しかし、週後半は米国とイランの和平合意に対する期待感が原油安、さらに米金利低下を促したことを受けて、一気に5万ドル台に乗せた。決算発表が行われたエヌビディアは、持高調整で前週比4.4%安と軟化したが、米政府の量子コンピューター支援が発表されたIBMが15.8%高となるなど、ハイテク株も総じて堅調だった。 イラン情勢が注目される。トランプ米大統領は中東各国の首脳らと電話会談を行い、イランとの和平合意がほぼ実現したとの認識を示している。このまま正式な合意が発表されると、投資家のリスク選好性が高まりやすくなる。特に原油安が米金利低下を促す動きが強まると、買い安心感が強まろう。5万ドル台定着から一段高を打診する展開が続きやすい。過去最高値を更新したことで、チャート主導の買いも膨らみやすい。ただし、過熱感は強くなっているため、持高調整の売りには注意が必要。また、イラン和平合意が実現するのかは、まだ不透明感が残されている。和平合意が実現せず、原油高が再開された場合には、米金利上昇から4万9,000ドル台での取引に回帰するリスクを残している。 サイコロジカルは、前週の7勝5敗から8勝4敗に。14日RSIは69.36。 今週の予想レンジ 4万9,500〜5万1,500ドル 先週のレンジ 4万9,235〜5万0,830ドル |

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